6/29(土)巨人戦に敗れたヤクルトの自力優勝が消滅したと話題になっています。
今回はこの自力優勝の消滅とは具体的にどんな状況なのかを説明していきたいと思います。
※ この記事は2019年シーズンのものです。2020年シーズンでの解説はこちら↓↓
【2020】自力優勝消滅とは!2位以下消滅でマジックが点灯? - Poten Hit Blog
自力優勝の消滅とは
文字通り自力で優勝することができなくなった状態のことなのですが、分かりやすく言うと、
1位の球団と残りの直接対決で全勝しても順位が入れ替わ変わるとは限らない状態のことを言います。
(※残り試合数の関係で必ずしも現在1位の球団が対象になるとは限りません)
6/29時点の巨人とヤクルトの関係で見ると
巨人 70試合 39勝 30敗 1分
ヤク 75試合 28勝 45敗 2分
ここから巨人対ヤクルトの残りの直接対決15試合を一気に行い全てヤクルトが勝ったとすると
巨人 85試合 39勝 45敗
ヤク 90試合 43勝 45敗
勝率で上回ったように見えますが、試合数が5つ少ない巨人が他の球団にこの5試合分全て勝ってしまえば上回ることができません。
どんなに頑張って全勝しようが、優勝するには他のチーム同士の結果に頼らなくてはなりません。
この状態を自力優勝の消滅と言います。
可能性は低いですが他力ならまだ可能性は残っているということでもあります。
優勝の可能性が0%になった訳ではありません。
マジックナンバー点灯との関係
意外と知らない人も多いのですが、この優勝マジック点灯のタイミングというのが、
2位以下の球団全ての自力優勝が消滅したタイミングなのです。
自力優勝の可能性は他球団同士の結果によって復活もあるので、「優勝マジック消滅!」だったり「優勝マジック再点灯!」みたいなことが起こるのです。
ちなみにその時現れる数字は(2位※の勝利数+残り試合数)-(1位の勝利数+1)となります。
(※残り試合の関係で必ずしも2位の球団とは限りません)
まとめ
毎年「自力優勝消滅」のワードを聞くともうそんな時期か〜という気分になりますね。
10連敗してた頃は消滅1番乗り最有力だったので現状にほっとしています( ^∀^)
最後になんとなくそれぞれの球団の勝利数と現在1位の巨人との残りゲーム数を並べてみます。
自分の贔屓の球団の消滅ラインまたは逆転優勝までの参考になればと思います。
(7/1現在)
※最後のカッコ内は1位に直接対決で追いつく勝敗数
これ以上のペースで負けたら消滅
読売巨人 71試合 40勝
広島カープ 75試合 38勝 残14 ( 8-6)
DeNAベイスターズ 73試合 35勝 残15 (10-5)
阪神タイガース 75試合 35勝 残15 (10-5)
中日ドラゴンズ 72試合 33勝 残14 (11-3)
ヤクルトスワローズ 76試合 28勝 残14 (消滅)