今野球界で最も注目されていると言ってもいいのが、岩手県の大船渡高校の佐々木郎希(ささきろうき)選手です!!
何と言っても高校生で最速163キロもの球を投げてしまったのですから注目されるのも当然です。
160キロといえば同じように高校時代に160キロを計測して大フィーバーとなった大谷選手がいますが、その記録をさらに3キロも更新する速球の持ち主なので将来はとんでもない大物投手になることが期待されています!
今回はそんな佐々木選手の今夏の大会の活躍をまとめていきたいと思います。
2回戦 vs 遠野緑峰
この夏初のマウンドに先発として登板しました。
佐々木郎希の成績
投手
最速 147キロ
野手
1打席目 右超3塁打
2打席目 三エラー
3打席目 遊ゴロ
2打数1安打 2打点
投げては2回を完全投球。
4番として出場した打撃でも初回に2点タイムリーの先制打を放つ!
3回目以降は投手交代のタイミングでベンチに下がる。
その後も得点を重ね、5回コールドで無事勝利を収める。
3回戦 vs 一戸
2回戦に続き4番投手での出場
佐々木郎希の成績
投手
最速155キロ
野手
1打席目 右邪飛
2打席目 四球
3打席目 三併殺
4打席目 投ゴロ
3打数0安打 1四球
今大会初の完投勝利となった。毎回の13奪三振と圧巻のピッチングでノーヒットノーランで6回コールド勝ちを飾った。
4回戦 vs 盛岡四
この試合でも4番投手として出場。
佐々木郎希の成績
投手
最速160キロ
野手
1打席目 三振
2打席目 二ゴロ
3打席目 二ゴロ
4打席目 一直
5打席目 中飛
6打席目 本塁打
6打数1安打 1本塁打 2打点
なんと延長12回を一人で194球で投げきり、最終回には自らの勝ち越し2ランホームランで勝負を決めた!
回を追うごとに球速を上げ、160キロを投じたのも8回というのだからそのスタミナも物凄いことがわかる。
いよいよ「令和の怪物」が本領を発揮しだした試合と言える。
準々決勝 vs 久慈
肩を休めるためか、この試合はベンチスタートとなる。
佐々木郎希の成績
出場なし
前日に12回194球を投じた佐々木は1日休養となった。
エースで4番の選手を欠いても勝利を収めたところにチーム力の高さがうかがえる。
準決勝 vs 一関工
中2日での4番投手復帰出場となった。
佐々木郎希の成績
投手
最速157キロ
野手
1打席目 二安
2打席目 三失
3打席目 三振
4打席目 中飛
3打数1安打 1打点
中2日と疲れが見えてもおかしくない状況の中、見事9回を投げきり完封勝ちとした。
毎回の15奪三振を奪い常時150キロを超える速球で打者を圧倒した。
この勢いで大船渡としては35年ぶり2度目の甲子園出場をかけ決勝に挑む。
決勝 vs 花巻東
前日に9回を投げ切った佐々木はベンチスタートとなった。
佐々木郎希の成績
出場なし
初回から毎回のように得点を重ねる花巻東の勢いを止めることができず無念の敗退となった。
今大会成績まとめ
今大会4試合に出場した佐々木郎希の成績がこちら
投手
球数の合計は435球に及ぶ
野手
まとめ
甲子園で見たい!という気持ちもありましたが、話題の選手が必ずしも出場できるほど甘くない舞台だということは周知の事実です。
出場せずともここまでの圧巻の活躍で実力は十分に見せつけているので、今後の進路にも注目していきましょう!